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「場」をつくる仕事

ukemuri-uni.png BEPPU PROJECTは他のNPOと協働した、学びの場「ベップユケムリ大学」を運営しています。「場」をつくり、そこが起点となり新しい動きや可能性が生まれて行く。そういう化学反応が起こる場所をつくることはBEPPU PROJECTの大切な仕事です。
BEPPU PROJECTは現代アートの企画・運営をしたり、古いアパートを改装してアーティストの居住・制作拠点をつくったり、出版物をつくったり、セレクトショップを運営したりしているので確かに何をやっているのかわかりにくい。でもちょっと俯瞰してみると、現代アートの企画でも「別府」という町と「アーティスト」という創造力に富んだ人が出会うきっかけ(環境)をつくることが重要なところであり、アーティストの居住・制作拠点にしても「取り壊し直前だったアパート」を負債ではなく、「記憶が積み重なってきた場所」という資源と捉え、そこに「アーティスト」をつなぐことでそこから新たな活力が立ち上がるイメージを持っています。 

今回のベップユケムリ大学にしても、まるで総合大学のように様々なジャンルの事を学べる環境を他の団体と協働してつくることで、新しい趣味を見つける人もでてくる出ろうし、そこから自分の将来を考える人もでてくるかもしれない。商店街が子どもの遊び場になるかもしれないし、別府で就職や仕事を始める人がでてくるかもしれない。 学ぶための場所ではなく、かつ地域がにぎわうことだけを目的にするわけでもない。もう少しニュートラルでありながら、そこに(ベップユケムリ大学)に関わる一人一人がそれぞれの目的や価値を見いだしていく環境を他の団体と一緒に創りたいと思ってます。 

何をやっているかはわかりにくいかもしれないけれど、それぞれのプロジェクトの共通項はなにか!?と考えると、以外とBEPPU PROJECTの企画は分かりやすいのかもしれないなと思うのです。 

 企画事業課 林曉甫

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