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フォルカー・モラーヴェ展覧会オープニングトークのご報告

ベップロ-7474.jpg3月28日(水)から4月15日(日)まで永久別府劇場(別府市北浜1-1-12)にてKASHIMA2012 第二弾アーティスト、フォルカー・モラーヴェの展覧会「A MAZE SING」を開催しております。展覧会初日、3月28日のアーティストトークの様子をレポートしたいと思います。

IMG_8578.jpg
息子のスカイ君と共に檀上に上がるフォルカー。

フォルカー・モラーヴェの過去の作品を写真とともに振り返ります。
フォルカーは2001年に友人のティルマン・レイフと共に//////////fur////」というユニットを結成し、視覚・知覚を刺激する作品を制作しています。
上の画像の中の檀上画面で写っているのは、その名も「pain station」。日本が世界に誇る某有名企業のゲーム機をもじった作品です。
painは日本語で傷。題名の通り、ゲームを行いミスをしたら痛みが返ってくる仕組みになっています。つまり、本当に怪我をしてしまうのです!こちらはニューヨーク近代美術館にも所蔵されているそうです。

他にもメディアへの批判やパロディなど、彼の作品は、思わずクククッと笑ってしまうような作品ばかり。
//////////fur////のホームページ・作品ページはコチラ


IMG_8585.jpgフォルカーとスカイ君による「A MAZE SING」デモンストレーション。
「A MAZE SING」は声の音程に反応して迷路盤が縦横・左右に動きます。「あ~♪あ~~~♪」二人で協力しあい(唄いあい)ボールを穴に落とさないようにゴールに導きます。

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IMG_8595.jpgなかなかコツをつかむまでは難しく、みんな大盛り上がりの様子。
素人では想像できないプログラムや電気回路が組まれているのだろうと思うのですが、そんな事も感じさせず、彼の「ハイテクな事を見せないことも大事」という言葉通り、ただただ純粋に楽しめる作品です。

4月15日(日)までの開催ですので皆様ぜひお越し下さい。
向かいのP3/BEP.labで開催されているバス・ノーデルメール「Beppu fades」も合わせてご覧くださいね!


(本事業は平成23年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業により一部運営しております)



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