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ベップユケムリ大学アート学部 イギリスMetalのトークを開催しました。
Metalは、「BEPPU PROJECT 2010」で来別したジュードケリー氏が、2000年に立ち上げた団体です。 アーティストや研究者が活動するスペースや滞在環境、また交流する場をつくりだし、政治や地域社会の抱える問題に対してアートの力でクリエイティブな解決方法を生み出すプロジェクトを行っています。
現在、BEPPU PROJECTはメタルと交流協定を結んでおり、今後お互いにいろいろなプロジェクトを実施していく予定です。その一環として今回お2人が別府を視察する運びになったため、この機会を利用してトークイベントを行いました。
当日は急な開催にもかかわらず、35名もの方にご来場いただきました。
Metalの活動拠点の1つ、サウスエンドオンシーは、ロンドンから簡単にいける観光地で、別府に共通する部分があるというお話が印象的でした。
Metalが活動を始めた当初、この地域は、文化的要素が少なく、文化活動を広げていくには無理があると、多くの人に思われていたそうです。
しかし、始めてみると、実際にはたくさんのアーティストが、サウスエンドオンシーに存在しました。それぞれのアーティストは、この地で自分のような活動をしている人は他にいない、と孤立感を抱いていたそうです。
Metalの様々な活動によって、そんなアーティストたちがつながりました。
Metalのアイディアはどれもおもしろく、わくわくするものでした。
様々なアーティストの情報がわかる便利なアーカイブや、みんなが集まれる場所「IDEA13」。
色々な活動をしている人々が軽食を食べながらプレゼンテーションをしあう「ぺちゃくちゃナイト」。
月1回集まって、未来について話す「FUTURE PARK」。
水道会社を借りて作ったアトリエやギャラリー。
2万8000人ほどが来場する音楽のイベント「ビレッジクリーン」。
子どもたちが地域の観光マップを作るプロジェクトや、4600人の子どもたちが自分のポートレートを作るプロジェクトなどなど。
創造的なアイディアがたくさん紹介されました。
創造的なアイディアがたくさん紹介されました。
活動を始めた5年前は、先がどうなるかわからなかったけれど、継続して活動して5年、少しずつ色んなプロジェクトが身を結んできていると実感しているそうです。
BEPPU PROJECTのメンバーとしては、もっともっと、別府に住む人たちがわくわくできるようなアイディアを生み出していきたいな、と思いました。
特別講義 『Metalの生み出すイノベーション』
日時:4月18日(水)19:00~20:00 講師:Colette Bailey(Metal マネージングディレクター)
Simon Poulter (Metal アーティスト・キュレーター)
会場:platform01(別府市元町8-3)
来場者:35名
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