小野愛さんは、清島アパート2年目です。ひとつの手法にこだわらず、布・写真・映像などで作品を発表しています。最近はじめて挑戦した"商品を作る"ということにも話が及びました。「今年はいい意味でみなさんを裏切りたい」と話します。

清島アパート6年目突入！の勝正光さん。一貫して鉛筆を用いた制作を続けつつ、別府で着々と活動の幅を広げています。春には東京で個展を行いました。作品を売るという具体的な話が出てきたのが、印象的でした。

川崎泰史さんは個人の作品に加え、昨年度まで清島アパートに住んでいた画家・蛭子未央さんとの活動について紹介していました。まさに"居住しながら制作する"という環境が生んだ作品は、別府ならではの魅力に溢れています。

platform02には、大きな窓があります。休憩中も、別府ソルパセオ銀座商店街の人通りが、見えていい感じ。

福嶋さくらさんは熊本生まれで、東京での活動を経て今年の4月から清島アパート入居者です。綿布に絵の具を塗り刺繍をするというちょっとふしぎなスタイルで、制作過程を見せていたのが面白かったです。どんな作品がこのまちで描かれるのか、楽しみですね。

眞島竜男さんは今までの作品映像をふまえながら、6月から清島で始めるという"美術史レクチャー"の告知を。毎月第一土曜日の7時、10時、14時、17時、20時という時間帯で開催されます。※1回につき2時間程度、内容は各時間帯（基本的に）同じ、11月までの全6回予定。お客さんのライフスタイルに合わせて、アートの歴史を学べますよー！

昨年から作家活動を始めたばかりだという菅英二さんは、試行錯誤を経て出会った"手に馴染む"ロウという素材について実作品を照らしながら話をしました。さらに「出身地である佐伯と別府とを繋ぎたい」と野望が垣間見えました。

そして映画監督の松林要樹さんより、遠征中のブラジルから映像を届けてもらいました。7月からの入居予定です。清島アパートで上映会をしたいとのこと。面白そう！

そして清島アパートの似顔絵ちらし！勝さん渾身の力作です。1年間を通して、お店の壁や掲示板に貼ってくださる方もいて、とてもうれしいです。

あらためて、ご来場いただいたお客様、清島アパートを応援していただいているみなさま。いつも本当にありがとうございます！！

これからも、別府のまちと、お店と、人と、自然と、歴史と。いろいろなものに出会って作品が作られることでしょう。

ひきつづき、清島アパートの1年間を、どうぞよろしくお願いします！！

毎週土曜日13:00からは清島アパートにてオープン・アパートを行っております。アーティストが、直接清島アパートや作品の案内をしてくれますよ。こちらもぜひ遊びに来てください！