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Nerhol (ネルホル) によるアーティストトークを開催します!

BEPPU PROJECT | 2018.11.5

『KASHIMA』は、NPO法人BEPPU PROJECTが2008年より継続開催しているアーティスト・イン・レジデンスプログラムです。別府の温泉文化のなかに息づく湯治のための宿泊形態「貸間」から名付けられたこのプログラムでは、アーティストが別府の町に長期間滞在し、町や地域の人々との交流のなかでさまざまなインスピレーションを受けながら、作品をつくっていきます。

 

今年の招聘アーティスト『Nerhol (ネルホル) 』は、8月の約1ヶ月間別府に滞在し、さまざまな角度からリサーチを行い、作品へと結実させました。現在、滞在成果展『釘がないので For want of a nail』を開催しています。

 

今回のトークでは、美術評論家の中尾拓哉氏をお迎えします。中尾氏とNerholのお二人との対話を通して、彼らのこれまでの活動や作品制作についても深く知るまたとない機会となるでしょう。ぜひご来場ください。

 

 

 

【Nerhol (ネルホル) アーティスト・トーク】

日時:11/17 (土)  13:00〜15:00

会場:葵荘 (別府市西野口町6−24)

入場無料/予約不要 

ゲスト:中尾拓哉(美術評論家)

 

 

 

中尾拓哉

美術評論家。1981年生まれ。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017年)。監訳書にマシュー・アフロン『デュシャン 人と作品』(フィラデルフィア美術館、2018年)。共著に『引込線2017』(引込線実行委員会、2018年)、『ストローブ=ユイレ――シネマの絶対に向けて』(森話社、2018年)。編著にS.O.S. Book 2018(Super Open Studio Network, 2018)。主な論考に“Reflections on the Go Board”(Gabriel Orozco, Visible Labor, Rat Hole Gallery Books, 2016)など。https://nakaotakuya.com

 

 

 

Nerhol ネルホル

田中義久と飯田竜太の2人からなるアーティストデュオ。これまでに人物、街路樹、動物、水、あるいはネット空間にアップされた画像データや記録映像等を素材に作品を制作してきている。ある素材を100枚、200枚におよぶ連続写真におさめ、それら全てを束にして彫刻することで生み出される図像は、被写体が持つ時間軸をも歪ませながら、私たちの日常生活で見落とされがちな有機物が孕む多層的な存在態を解き明かしていくような独自の作品世界を築いている。

 

 

 

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滞在成果展 『釘がないので For want of a nail』

会期 : 10/6 (土) 〜11/25(日)

時間 : 11:00〜18:00(最終入場17:30) 火曜休み

会場 : 葵荘 (別府市西野口町6−24) 、別府公園、(株)やまよし椎茸市場壁面、

入場無料

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