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シンポジウム「国東半島芸術会議」


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シンポジウム「国東半島芸術会議」


BEPPU PROJECTは、平成23年度国東半島・現代アート活用モデル委託業務を受け、シンポジウム「国東半島芸術会議」を開催する運びとなりました。

本事業では、多様な調査で国東半島の魅力を再発見し、全国へ発信することを目的とし開催します。調査発表には、冒険家で写真家の石川直樹氏より、国東半島の風土や自然、民俗などをアーティスト独自の視線で切り取られた写真を発表、また都市社会学者の山田創平氏より、文献やフィールドワークを通して、時代や民俗、土地性を横断した調査報告をしていただきます。くわえて、地域住民による「国東半島の良いところ、見てもらいたい風景、自慢の場所」を記録したインタビュー映像を上映します。これら三者の視点を踏まえて、国東半島の魅力についてシンポジウム参加者も加わり、ディスカッションを行います。




国東半島芸術会議

日時 2012年2月19() 14:0017:00

場所 くにさき総合文化センター(アストくにさき)

   (873-0503 大分県国東市国東町鶴川160-2)

料金 無料

パネリスト 石川直樹(写真家)、山田創平(都市社会学者)、地域住民

モデレーター 山出淳也(NPO法人BEPPU PROJECT代表理事)

プログラム

1部 14:0014:30 講演:石川直樹の視た国東半島

2部 14:3015:00 山田創平による調査報告

3部 15:0015:30 「あなたの大切な場所を教えてください」記録映像上映

4部 15:4017:00 パネルディスカッション(モデレーター:山出淳也)



パネリスト/モデレーター 紹介


石川直樹/NAOKI ISHIKAWA

1977年東京都生まれ。2000年、PoletoPoleプロジェクトに参加して北極から南極を人力踏破、2001年、当時の世界最年少で七大陸最高峰登頂を達成。人類学、民俗学などの領域に関心をもち、行為の経験としての移動、旅などをテーマに作品を発表し続けている。2006年、「THE VOID(ニーハイメディア)により、さがみはら写真新人奨励賞、三木淳賞受賞。2008年、「NEW DIMENSION(赤々舎)、「POLAR(リトルモア)により日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。2009年、「Mt.Fuji(リトルモア)、「VERNACULAR(赤々舎)を含む近年の活動によって東川賞新人作家賞を受賞、2010年、「ARCHIPELAGO(集英社)により、さがみはら写真賞を受賞した。2011年、「CORONA(青土社)で第30回土門拳賞を受賞。主な著書に「最後の冒険家」(集英社)、「全ての装備を知恵に置き換えること」(集英社)、「いま生きているという冒険」(イーストプレス)ほか多数。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。


山田創平/SOHEI YAMADA

1974年群馬県生まれ。都市社会学者。京都精華大学人文学部専任講師。専門は都市社会学、都市空間論、都市における感染症対策。厚生労働省所管の研究機関や民間のシンクタンク、国際協力機構(JICA)において上席研究員やリサーチフェロー、アジア地域技術協力専門家をつとめ、2009年より現職。2008年に名古屋大学名誉修了者賞を受賞。都市におけるHIV感染対策研究、都市におけるマイノリティ研究、地域社会と芸術に関する研究で知られる。主な講演歴に「河の雅と俗水辺の持つ力、その魅力(2009・大阪)「まちを抱くまちの個性の包み方」(2010・東京)など。「水都大阪2009」「BEPPU PROJECT 2010」「LIFE with ART展」にはアーティストとして参加。


山出淳也/JUN'YA YAMAIDE

NPO法人BEPPU PROJECT代表理事。アーティスト。1970年大分県生まれ。地域や多様な団体との連携による国際展開催をめざして2005年に"BEPPU PROJECT"を立ち上げ現在にいたる。平成20年度芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)。別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」総合プロデューサー(2009)