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*ゲスト:枝 史織

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混浴温泉世界アーティストトーク
*ゲスト:枝 史織

2009年、2012年と別府市を舞台に開催されてきた別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」。2015年夏の実施に向けて準備中の、3度目の「混浴温泉世界」にまつわるトークイベントを開きます!

11/27(水)の蓮沼執太さんに続き、混浴温泉世界2015のアーティストとして招聘する美術家・枝 史織(えだしおり)さんをゲストに迎え、芸術祭「混浴温泉世界」の総合ディレクター・芹沢高志さんを聞き手に展開します。
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枝 史織 近影 (撮影:大久保 至)


枝さんがこれまで作ってきた作品の紹介や、どうしてそのような表現をするのかを伺い、彼女の創造の秘密に迫ります。また、杵築市・別府市を訪れての感想や、大分県での創作活動について伺います。

会場は、これまで混浴温泉世界のことをお話しに出向く機会のなかった、杵築市です。お会いしたことのない方々と交流できそうで、楽しみです。
別府のみなさまも杵築のみなさまも、お誘い合わせのうえ、おいでください。

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日 時:12/6(土)14:00〜15:30
会 場:一松邸(杵築市南杵築186-2)
  昭和初期の木造建築。杵築城と守江湾を臨みます。
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料 金:無料
  ※一松邸の入場料が必要です(一般 100円/小・中学生 50円)
定 員:30名
駐車場:一松邸駐車場 及び 隣接するきつき城下町資料館駐車場をご利用ください

<予約>メール
件名を「12/6予約」とし、名前・人数・代表者の電話番号をご記入のうえ送信してください。 
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>枝 史織 EDA Shiori [美術家] <
1983年生まれ。 東京藝術大学大学院 油画専攻 修了。

ー 制作テーマ ー
複雑な世界を単純にすることでみえてくる"命"への研究。
人が大自然に突然産み落とされた場合、混沌とした世界に戸惑い、虚無の中、脅威すら感じる秩序にただただ生息する。自我を持ち始め、故になす術を持たず、それでいてどうにもならない存在への希求。存在することの証しとして、象徴をうみだす。空虚をどう埋めるのか。信仰、愛、死を試す、、、各々が命を自覚し、命を試し始める。
子供が"ままごと"などで小さな秩序を作り世界を見出していくように、身近な素材で単一的な世界を工作し探求する。
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『津波』(撮影:加藤 健)

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『塔のためのジオラマの風景写真』(撮影:加藤 健)




> 芹沢高志 SERIZAWA Takashi <
P3 art and environment 統括ディレクター。別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」総合ディレクター。
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、89年にP3 art and environmentを開設。とかち国際現代アート展「デメーテル」総合ディレクター(02年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(03年〜)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長(12年〜)などを務める。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会))など。



主催:大分県
協力:別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会
※本事業は、大分県地域創造力活性化事業(アートスクール)により実施しています