staff blog | 2018.08.30

はじめまして おんせん県おおいた・別府市から

こんにちは。大分県別府市で4年目の大学生活を送り、日々別府での生活を満喫しています。ソンテナムと申します。
立命館アジア太平洋大学(通称APU) 国際経営学部の4回生です。今年の7月からBEPPU PROJECTでアートプロジェクト運営のお手伝いをしています。

 

 

私が語るベッププロジェクト!

卒業後は別府を離れて、京都の会社で働く予定です。4年間の別府生活を終える前に、別府で出会った人々にお礼を伝えたい、大学の後輩にディープな別府を好きになってもらいたい、新しく出会う方々と別府をもっと語りたい!そういう思いを胸に秘めて、この場をお借りしてBEPPU PROJECTの活動を皆さんにご紹介したいと思います!

 

 

ベッププロジェクトってどんな団体でしょう?

BEPPU PROJECTは、大分県別府市を活動拠点とするアートNPOです。

 

2005年に発足して以来、現代芸術の紹介や普及、フェスティバルの開催や地域性を活かした企画の立案、人材育成、地域情報の発信や商品開発、ハード整備など、さまざまな事業を通してアートが持つ可能性の普遍化を目指し、アートを活用した魅力ある地域づくりに取組んでいます。

BEPPU PROJECTの十数年に渡る活動の記録はこちらのリンクから!
http://www.beppuproject.com/work

(私も大学の先輩に教えてもらってベッププロジェクトの活動を知りました。
仕事やインターンシップなどに興味のある方は私に是非連絡ください!いつでもウェルカムです。)

 

 

みなさんは国民文化祭を知っていますか?

今年の10月6日〜11月25日に大分県内の全域で開催される文化プログラムのお祭り、国民文化祭についてご紹介します。これさえ読んでおけば、皆さんも国文祭(こくぶんさい)を語れる!

 

国民文化祭は全国各地で国民の文化活動への参加の機運を高め、新しい芸術文化の創造を促すことを目的として、1986年から毎年、各都道府県で開催されている国内最大の文化の祭典です。老若男女、みんなで楽しめる文化祭を目指し、伝統文化や現代アート等、多様な分野の芸術文化が混ざり、新たな文化を形成します。文化祭に参加する事で地域が元気になり、大分の芸術文化をリードする人材が育ちます。2017年は奈良、2019年は新潟で、今年は大分で開催される国民文化祭おおいた2018は文化庁、大分県及び参加都市の自治体、全国及び県内文化関係団体等が主催となっています。

国民文化祭おおいた2018 公式ウェブサイトはこちら!
http://www.oita-kokubunsai.jp/about

 

 

世界が愛するあの『アニッシュ・カプーア』が別府にやってくる。

様々な企画が用意されている国民文化祭。その中の目玉企画のひとつ!別府で開催される『アニッシュ・カプーア IN 別府』についてご紹介します!(ここが本腰)

 


アニッシュ・カプーアは、現代美術の分野において最も重要なアーティストの1人として国際的に注目されています。

 

Portrait by Gautier Deblonde

 

ロンドンオリンピックの記念モニュメント制作(2012年)やヴェルサイユ宮殿で行った個展(2015年)など、ダイナミックな作品で我々を驚かせてくれます。日本初の規模となる本展では山と海の間に位置する別府公園を会場に、3つのプロジェクトを展開します。まるで宇宙空間のような無限の闇が広がる『void the pavilion (仮)』と、大地や身体の内側から湧きあがるエネルギーを感じさせる作品群で構成される企画展『コンセプト・オブ・ハピネス』、そしてこれらを繋ぐ存在として『Sky Mirror』を位置づけます。 空を地上にもたらす大きな鏡は、無限の広がりと内なるものを繋ぐ扉のように感じられることでしょう。

Orbit, 2012 / Queen Elizabeth Park, London
Photo: Dave Morgan / ©Anish Kapoor,2018

 

Dirty Corner, 2011-2015 / Château de Versailles 2015
Photo: Tadzio / ©Anish Kapoor,2018

 

 

なぜ別府でアニッシュ・カプーアなのか!

このお題については、本展の総合プロデューサーでもあるBEPPU PROJECT代表理事の山出が熱く語ります。

 

in BEPPU をより深く楽しむための連続講座『in BEPPU カレッジ!』



 

アニッシュ・カプーア IN 別府について
1組のアーティストにフォーカスを当てる個展形式の芸術祭 『in BEPPU』 。3年目となる今年、なぜ別府でアニッシュ・カプーアなのか。その理由について、作家の魅力や本展の見どころを織り交ぜながら語ります。

日時:8月31日(金) 19:00 ~ 20:00 (18:30開場)


会場:フレックスB (別府市北浜1-2-12 別府ブルーバード会館地下)


料金:無料


定員:50名(要予約)


講師:山出淳也 (混浴温泉世界実行委員会 総合プロデューサー)




さらに下記のイベントは、カプーア氏のこれまでの作品について詳しく解説を聞くことが出来るまたとない機会です。

 

Sky Mirror, 2006, Stainless steel, Diameter 10 m, Photo: Tim Mitchell cAnish Kapoor,2018

 

門を開ける ー アニッシュ・カプーアの創造性


カプーアの代表作《虚ろなる母》を収蔵する福岡市美術館で学芸員を務める山口洋三氏をゲストに迎え、カプーアの創造の原点やその背景について、これまでの作品を紹介しながら解説します。

日時:9月1日(土) 14:00ー16:00 (13:30開場)


会場:フレックスB (別府市北浜1-2-12 別府ブルーバード会館地下)


料金:無料(要予約)


定員:50名(要予約)


講師:山口洋三 (福岡市美術館 学芸員)

どちらも料金無料。

参加申込方法はこちら!
『in BEPPU』公式ウェブサイト (http://inbeppu.com/)
イベント欄にて申込可能です。

 

 

最後に一言

長々と書いてしまいましたが、まだまだお伝えしたい事がたくさんあります!!!
『アニッシュ・カプーア IN 別府』、この秋、皆さんの感性や想像力を膨らませるアートプロジェクトになるでしょう。作品の制作過程や10月6日からの公開の様子など、下記のSNSを通しても随時情報を発信していきたいと思います。

 

『in BEPPU』インスタグラム
https://www.instagram.com/inbeppu/?hl=ja
『in BEPPU』ツイッター
https://twitter.com/konyokun
『in BEPPU』フェイスブック
https://www.facebook.com/inbeppu/

 

 

地元大分・別府の大学生、そしてその他の方々も国民文化祭の準備や芸術祭のボランティア活動への参加を希望される方は、いつでもお気軽にご連絡下さい。お話ししましょう~~~
連絡ツール:上記SNSのメッセージなど。

 

ソン テナム
NPO法人 BEPPU PROJECT

BEPPU PROJECT

category: スタッフ日記

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