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写真:小林春美

山口ゆめ回廊博覧会『Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum『つみくさあそび』』

開催日2021年11月12日 (金)~14日 (日)
場所ときわミュージアム「世界を旅する植物館」
主催山口ゆめ回廊博覧会実行委員会

 今宵 あなたが招かれたここ 秘密の花園で発見する美味
 それは 新しい天体の発見以上の幸福であることと 想い馳せり
 われら植物一同より

 

山口ゆめ回廊博覧会実行委員会は、Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum『つみくさあそび』 を2021年11月12日(金)から14日(日)まで、ときわミュージアム「世界を旅する植物館」(山口県宇部市/ときわ公園内)で開催しました。

『Yumehaku Art & Food』は、国内外で活躍するアーティストによる独創的な演出とともに、圏域の選りすぐりの食材を取り入れた料理をお楽しみいただける、本博覧会でしか体験することができない特別なイベントです。

Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum『つみくさあそび』は、世界中の植物が集まるときわミュージアム「世界を旅する植物館」を舞台に、羊屋白玉が演出する食と演劇が織り混ぜられた体験型アート作品です。作中では宇部市の「レストラン CAPTAIN」藤谷幸司シェフによる、山口県内の食材をふんだんに取り入れたお料理をご提供しました。

また関連イベントとして、羊屋白玉演出によるバーチャル作品体験とお茶会に参加できる『つみくさあそび 時分時』を開催しました。「時分時」とは「食事をとるのにちょうどいい時間」を意味します。作品体験ではスマートフォンを使用し、羊屋白玉が演出する映像作品を鑑賞しながら植物館をめぐり、お茶会では藤谷幸司シェフが作品の世界観をイメージして考案した紅茶とお菓子のセットをご提供しました。

 

 

Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum『つみくさあそび』 開催概要

日時:2021年11月12日 (金)~14日 (日) 開場18:00 開演18:30 (20:00終演予定) 

会場:ときわミュージアム「世界を旅する植物館」(山口県宇部市/ときわ公園内)

定員:各日とも18名

主催:山口ゆめ回廊博覧会実行委員会

 

 

作・演出:羊屋白玉 (指輪ホテル)

料理:藤谷幸司 (レストラン CAPTAIN)

出演:山田あさこ、宗 真樹子 (劇団きらら)、ケニー、乗松 薫・鉄田えみ(太めパフォーマンス)、上条拳斗

美術:サカタアキコ (Diet chicken)

ガラス造形:池本美和

音楽:SKANK/スカンク

映像:髙橋啓祐

衣裳:井上 美佐子

演出助手:五味伸之

舞台監督:糸山義則

照明:轟 千明

記録写真:小林春美

制作:糸山裕子・小出順子

 

関連イベント『つみくさあそび 時分時 

日時:2021年12月3日(金)~5(日) お茶会開始時間①11:00~ ②15:00~

   ※事前に植物館にて作品を鑑賞してから、お茶会に参加していただきます。

会場:ときわミュージアム「世界を旅する植物館」ヨーロッパゾーン テラス

定員:各回とも21名

 

『ガラスカズラ』販売概要

 Yumehaku Art & Food in TOKIWA museum『つみくさあそび』で使用した『ガラスカズラ』を販売しました。

『ガラスカズラ』は、作中で1番最初に観客と出会う植物であるウツボカズラをモチーフとしたグラスで、山陽小野田市を拠点に活動するガラス作家・池本美和が制作しました。

全て吹きガラスの技法で制作されており、1点ずつグラスの大きさや花びらのかたちが異なります。グラスとしては小ぶりなサイズとなっておりますので、一輪挿しの花入れとしても、ぜひお楽しみください。

 

監修:羊屋白玉

グラス制作:池本美和 (ガラス造形作家)

デザイン:サカタアキコ(指輪ホテル)

 

 

戯曲・演出|羊屋白玉

セプテンバーイレブンのさなか上演した、ニューヨークと東京をブロードバンドで繋いだ作品以降、海外ツアーや、瀬戸内や越後妻有や札幌などでの芸術祭に招聘され、都市や自然のなかで、その土地の方々と恊働する作品を発表し続けている。アジアと女性と舞台芸術の通奏低音を担うべく亜女会を設立。ニューズウイーク日本誌において「世界が認めた日本女性100人」の1人に選ばれる。「指輪ホテル」芸術監督。「札幌市ホームレス相談支援センター」ソーシャルワーカー。

 

 

*NPO法人 BEPPU PROJECTは山口ゆめ回廊博覧会実行委員会より企画制作を受託しました。