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『TRANSIT』企画公募採択企画 vol.01『べっぷ優ゆう 日々のいとなみ展』

業概要

別府市内外のクリエイターやアーティスト、および別府市に拠点施設を持つ、または今後持つ予定がある企業などを対象に、展示室での企画を募集する「別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』企画公募」。令和5年度の第1弾企画として採択した、別府市を拠点とする社会福祉法人 べっぷ優ゆうによる企画『べっぷ優ゆう 日々のいとなみ展』を開催しました。

「別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』企画公募」は、新たな表現への挑戦の場として、また地域や来場者との交流の場として『TRANSIT』を活用していただき、この場所から多くの交流と創造的な活動が生まれ、より活発で開かれた拠点となっていくことを目指す事業です。

名 称べっぷ優ゆう 日々のいとなみ展
会 期2023年8月5日(土)~17日(木)  火・水休み
時 間11:00~17:00
会 場別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』展示室 (別府市末広町1番3号 レンガホール1階) 
入 場無料
Webhttps://transitbeppu.com/news/news-312/
主 催社会福祉法人 べっぷ優ゆう
協 力別府市、NPO法人 BEPPU PROJECT

【企画者】
社会福祉法人 べっぷ優ゆう
重いハンディを持っていても、住み慣れた地域で仲間と共に「はたらくことを通して生きる喜びを!」という願いから、2000年9月に共同作業所『優ゆう』として出発。現在、社会福祉法人 べっぷ優ゆうは、「多機能型事業所 (就労継続支援B型と生活介護)」「優ゆうホーム」「放課後等デイサービス」「計画相談支援」と成長し、多方面から障がいのある方と、そのご家族をサポートしています。利用される方を「なかま」と呼び、社会とのつながりを感じられる拠り所でありたいと活動しています。

 

【コンセプト】
信じるということ、信頼するということを教えてくれる、そして自分がまだ何かできるのではないかという勇気を与えてくれる。そんな仲間が持っている優しさ、強さ、生きづらさを多くの人に知ってもらいたい。さまざまな人とのコミュニケーションを通した関係作りの場となることで障がいがあってもなくても自分らしく生きる自信と喜び、誇りを感じられる活躍の場でありたい。

 

【展覧会概要】
多機能型事務所 (就労継続支援B型・生活介護) では手漉き紙工房とクッキー工房があり、ものづくりと販売を仕事としています。地元の酒パックから「なかま」がいくつかの工程を分担し、1枚1枚丁寧に漉いた手漉き紙とその作業所内での様子を展示しました。また、「なかま」が心のおもむくままに描いた絵画や作品の展示や、生地作りから焼き・袋入れまで全て手作業で、丁寧に作られているクッキー作りの作業様子もご紹介します。さらに、社会福祉法人 べっぷ優ゆう全体の活動紹介 (多機能型事務所・共同生活介護・放課後等デイサービス・計画相談支援) と、写真・文章・クッキー、手漉き紙の販売会もおこないました。

 

【関連企画情報】
関連企画1 版画作家 穀雨 (太田ひろこさん) によるワークショップ
開催日時:2023年8月10日(木) 11:00~12:00
会  場:『TRANSIT』展示室
内  容:版画作家 穀雨 (太田ひろこさん) と優ゆうの手漉き紙で版画作品を作るワークショップを実施した。

 

関連企画2 べっぷ優ゆう クッキーと手漉き紙商品の販売会
開催日時:2023年8月5日(土)、6日(日) 11:00~17:00 ※売り切れ次第終了
会  場:『TRANSIT』展示室
内  容:多機能型事務所 (就労継続支援B型・生活介護) にある工房で、「なかま」たちが作ったクッキーと手漉き紙の販売会をおこなった。