HOME > NEWS > 6/14(土)永久別府劇場で雨傘屋『禿の女歌手』公演!

NEWS

6/14(土)永久別府劇場で雨傘屋『禿の女歌手』公演!

6月、永久別府劇場で行う演劇公演のお知らせです。
梅雨の時期にぴったりな名前を持つ演劇ユニット「雨傘屋」による公演です。
家でじっとすることに飽きたら、"永久"までおでかけしにきませんか?

写真は、5月末に熊本県で上演された際のものです。
生演奏つきの舞台の様子や、プロジェクションを使った演出がかっこいいです!
どんなふうに「永久別府劇場版」に仕上がるのかも楽しみですね。
AQ_amagasaya1.jpg
AQ_amagasaya2.jpg

熊本より演劇ユニット"雨傘屋"がやってきます!上演するのは、20世紀に活躍したフランスの劇作家ウジェーヌ・イヨネスコ作『禿の女歌手』。奇妙な世界観が忘れられなくなる少年王者館・天野天街演出による、現代演劇のしらべをお楽しみください。
....................................................................................

とある日の、とある日常。エゲレス郊外に住むスミス夫妻のもとへ知人のマーテイン夫妻が訪れる。またそこへ、消防署長が現れ、女中を巻き込む。崩壊していく日常−−正確には、滑稽に壊れていく日常。やがて意味のなさない言葉が場を埋め尽くす......
。不条理というより滑稽という言葉が似合う、日本演劇界の異才、天野天街 演出による『禿の女歌手』。京都在住の音楽2人組ふちがみとふなとによる生演奏もお楽しみに!

雨傘屋vol.5『禿の女歌手』
作:ウジェーヌ・イヨネスコ
訳:諏訪正(白水社『授業・犀(ベスト・オブ・イヨネスコ)』より)
演出:天野天街(少年王者舘)
音楽・演奏:ふちがみとふなと

6月14日(土) 14:00(昼公演)/19:00(夜公演)
会場:永久別府劇場(大分県別府市北浜1-1-12) 
※開場は開演の30分前です。

◎料金(税込)
前売 2500円
当日 2800円
高校生以下 1500円(前売・当日一律)
※当日受付にて【学生証】を提示してください。

◎チケット取扱
○Corich(こりっち) http://stage.corich.jp/
○雨傘屋公式サイト http://amagasaya.sub.jp/
○雨傘屋 Tel:090-3415-4550(クワジ) mail:amagasaya@gmail.com
※ご希望の日時・枚数・お名前(複数の場合は代表者名)をお知らせください。

◎キャスト
大迫旭洋(不思議少年)
椎葉みず穂 平野浩治(劇団濫觴)
松崎仁美(劇団濫觴)
徳冨敬隆(DO GANG)
阿部祐子


◎スタッフ
美術:雨傘屋舞台部
舞台監督:平野浩治(劇団濫觴)
音響:亀井純太郎(第七インターチェンジ)
照明:玉垣哲朗(劇団みちくさ)
チラシコラージュ:アマノテンガイ
宣伝美術:伊井三男(転回社)
制作:クワジススム・コバヤシユカリ・雨傘屋制作部
スクリーンショット 2014-05-30 18.08.19.png


《ジェーヌ・イヨネスコ》
フランスの劇作家。ベケット、アダモフとともにフランス不条理演劇の代表的な作家として知られている。1909年、ルーマニア人の父とフランス人の母の間に生まれる。ブカレスト大学卒業後、パリに戻り、ふとしたきっかけで戯曲『禿の女歌手』を執筆、<反戯曲(アンチピエス)>と副題をつける。続いて『授業』『椅子』などを発表し、国際的な評価を得る。1970年、アカデミー・フランセーズ会員に選出された。「私が戯曲を書きはじめたのは、演劇がきらいだったらからだと思うことがある」とはイヨネスコの言葉。1909-1994。

『禿の女歌手』について
1950年、初級英会話のテキストの滑稽さにヒントを得て書かれたというこの戯曲。タイトルにある「禿」も「女歌手」もこのお話には登場してきません。明確な筋書きがなく、既成の演劇のあり方を真っ向から否定した作風で、発表当初はまったく観客に受け入れられなかったといいます。しかし50年代半ばから、徐々にイヨネスコの作品に対する評価が高まり、57年の再演ではロングランの記録を打ち立てました。

《天野天街》
劇作家・演出家・少年王者舘主宰。1960年愛知県一宮市生まれ。1982年「少年王者舘」旗揚げ、名古屋を拠点として演劇、ダンス、人形劇、コンサート、ファッションショー等、幅広いジャンルの舞台演出を多数手掛ける。1994年映画初監督作品「トワイライツ」でオーバーハウゼン国際短編映画際グランプリ、メルボルン国際映画祭グランプリ受賞。1998年より演劇ユニット《KUDAN Project》を始動、海外公演を開始する。2005年8月、愛知県勤労会館にて『百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん』(原作:しりあがり寿)を脚色、演出。戯曲集に「星ノ天狗・御姉妹」「くだんの件」「ソレイユ」

《ふちがみとふなと》
ベース(船戸博史)と歌(渕上純子)の二人組、京都在住。和音のない編成による、点と線、言葉とメロディとリズムを編む面白さに魅かれ気がつけば二十余年。10タイトルのCDを自主レーベルより、友部正人とのLDK名義で1枚のミニアルバムを発表。日本のあちこち、たまに海外の、お客さんの顔の見えるサイズの会場を中心に活動中。京都の酒場劇団「雑団」音楽担当。

企画・主催:雨傘屋

雨傘屋制作部
〒862-0950 熊本市中央区水前寺4-14-13
tel:090-3415-4550(制作)/090-1972-5164(店主)
mail:amagasaya@gmail.com
web:http://amagasaya.sub.jp/
Twitter:Hage-amagasa