大平 由香理 (おおひら ゆかり)/入居年:2014年〜
砂と顔料を使い、ダイナミックな風景画を描き出す日本画家。独自の感性から、風景を鮮やかな色彩とダイナミックなスケールで描き、その場所から感じたエネルギーや質感を力強く表現する。県内外で精力的に活動している。
神谷紀子 (かみや のりこ)/入居年:2021年〜
写真、映像、文章を使い制作をおこなう。 近年は「家」をテーマとし、生まれてからずっと住んでいる自宅を撮影している。 主なグループ展に『さよなら共同体』HIGURE 17-15 cas (2017)など。
SHIN KOYAMA (しん こやま)/入居年:2020年〜
テキスタイルデザイナーとしてアーティストの道を歩み始める。景徳鎮 (中国)、有田 (佐賀県)、チェンマイ (タイ)、別府にスタジオを構え、地域のアーティストと協働しながら作品のデザイン・制作・プロデュースをおこなっている。作風は、日本の伝統的な紋様や浮世絵を現代的にアレンジしたもの、自身の記憶に基づいた細やかに描写された人物、手作業で作られた個性的で形の大胆な陶磁器オブジェなど。
島貫泰介 (しまぬき たいすけ)/入居年:2021年〜
美術ライター、編集者。1980年生まれ。東京と京都を主な拠点に、『美術手帖』『CINRA.NET』など多数の媒体で執筆・編集・企画をおこなう。自主Webメディア『ソーシャルディスタンスアートマガジン かもべり』を主宰するほか、三枝 愛 (美術家)、捩子ぴじん (ダンサー) と共にリサーチコレクティブ「禹歩」としても活動。
写真:根本美咲
野口竜平 (のぐち たっぺい)/入居年:2020年〜
1992年生まれ。芸術探検家。
移動行為によってゆらぐ制度や精神を、未知として探検し、その刹那に生じる事態から芸術の起こりをさぐる。主な活動に〈ニューヨーク方面へヒッチハイク〉〈一人じゃ運べないリヤカーで旅をする〉〈タイヤひっぱり台湾一周〉など。
移動と制作の包括的な実践体系「芸術探検」を思索している。
秦 雅則 (はた まさのり)/入居年:2021年〜
1984年生まれ。2008年にキャノン写真新世紀グランプリを受賞後、2009年に企画ギャラリー明るい部屋を設立し運営。その後、2011年に出版レーベルA組織を設立し写真集を始めとした多くの出版物を制作。主な著作として『鏡と心中』『ZOI&HEO』『今日、心の中は怪獣の戦争』があり、編著に『二十二世紀写真史』、共著に『写真か? ~鷹野隆大・秦 雅則対談集~」がある。
東 智恵 (ひがし ともえ)/入居年:2021年〜
日本の画家。英国の歴史的な街、バースのファインアート修士課程を卒業。何層にも重なったレイヤーの中の色やモチーフを通して、自身の経験、想いを表現する絵を描く。描いた絵にオーラを纏わせ見る人の目を惹きつけるが、本質的なメッセージは作者のみ知る。
宗久典高 (むねひさ のりたか)/入居年:2021年〜
1988年広島県生まれの切子ガラス作家。ガラス工芸の専門学校を卒業後、鹿児島県と埼玉県で日本の伝統的なガラス技法である切子を学ぶ。伝統の技法を用いつつ、従来に無い新しいガラス表現を求めて制作している。
森本凌司 (もりもと りょうじ)/入居年:2021年〜
アーティスト、写真家。身の回りのもの、特に使い古されたものや捨てられたものを素材として用いる。そして自分が日常生活において捉える周りの世界を表現する。また人が周りの世界をどのように捉え、反応するのか模索する。現在「実感」をテーマに作品制作を試みる。