Chiharu Shiota Berlin, 2020 Photo by Sunhi Mang
1972年、大阪府生まれ。ベルリン在住。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」「存在とは何か」を探求しつつ、その場所やものに宿る記憶といった不在の中の存在を糸で紡ぐ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作。2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年には、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表に選ばれる。2019年、森美術館にて過去最大規模の個展『魂がふるえる』を開催。また、エスポー現代美術館 (2021年)、ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ (2020年)、南オーストラリア美術館 (2018年)、ヨークシャー彫刻公園 (2018年)、高知県立美術館 (2013年)、国立国際美術館 (2008年) を含む世界各地の個展のほか、国際展などのグループ展にも多数参加。
【過去の作品】
『Multiple Realities』, 2022
Cisternerne, Museerne Frederiksberg, Copenhagen, Denmark
Photo by Torben Eskerod ©JASPAR, Tokyo, 2022 and Chiharu Shiota
『I hope...』, 2021
インスタレーション:ロープ、紙、鉄
Courtesy of K11 Art Collection
写真:サニー・マン
©JASPAR, Tokyo, 2022 and Chiharu Shiota