■当日のタイムスケジュール
14:00〜14:20 本シンポジウムの趣旨説明、『TRANSIT』での活動について
登 壇:中村恭子 (NPO法人 BEPPU PROJECT 代表理事)
14:20〜14:50 事例紹介① NPO法人 アーツセンターあきた
「秋田市文化創造館 フリー・オープン・デイ」 写真:三輪卓護
『アーツセンターあきた』は、「誰もがクリエイティブである」という考えのもと、アーティストとともに、多くの人々がクリエイティビティを発揮できる環境を作り出しています。2021年に開館し、指定管理する『秋田市文化創造館』での活動も交えながら、地域においてアーティストが担う役割についてお話しいただきます。
登 壇:三富章恵 (NPO法人 アーツセンターあきた 事務局長)
14:50〜15:20 事例紹介② PARADISE AIR
写真:加藤 甫
千葉県松戸市で「一宿一芸」をコンセプトとするアーティスト・イン・レジデンス『PARADISE AIR』。これまでに滞在したアーティストは400名を超え、その活動は地域に広がり、滞在をきっかけに移住するアーティストも多数います。アーティストはもちろん、地域や市民とともに育み、10年間継続しているこの活動の成果と課題について伺います。
登 壇:森 純平 (建築家、PARADISE AIR)
15:30〜16:00 事例紹介③ Art Center Ongoing
「現在進行形の実験的な表現を追及できる場」として、多くのアーティストの表現を支えている『Art Center Ongoing』。日常的にアーティストたちが集い、国内でも類をみないユニークな場を形成しています。15年以上におよぶ活動やここから派生したプロジェクトについて伺い、アーティストが集うことで何が生まれるかを考えます。
登 壇:小川 希 (Art Center Ongoing 代表)
16:00〜17:00 ディスカッション
登壇者のみなさんと「地域にアーティストがいること」をテーマにディスカッションをおこないます。
登 壇:三富章恵、森 純平、小川 希
進 行:中村恭子
17:00〜18:00 交流会
同会場にて交流会をおこないます。ご参加を希望される方は、予約時にその旨をご記載ください。
参加費:無料
■登壇者プロフィール ※登壇順
三富章恵 (NPO法人 アーツセンターあきた 事務局長)
1981年静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ (フィリピン) において青少年交流や芸術文化交流、海外における日本語教育の普及事業等に従事。東日本大震災で被災経験をもつ高校生・大学生や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業をおこなう一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年4月より現職。
森 純平 (建築家、PARADISE AIR)
1985年生まれ。東京藝術大学建築科大学院修了。東京藝術大学助教などを勤めた後、現職。2013年より千葉県松戸を拠点にアーティスト・イン・レジデンス『PARADISE AIR』を設立。今まで400組以上のアーティストが滞在している。2020年株式会社 interrobang設立。主な活動に『MADLABO』(2011~21)、『遠野オフキャンパス』(2015~)、『八戸市美術館』(西澤徹夫、浅子佳英と共同、2017~)、『たいけん美じゅつ場VIVA』設計/共同ディレクター (2019~)、『有楽町アートアーバニズムYAU』(2021~)、『相談所SNZ』など。
小川 希 (Art Center Ongoing 代表)
1976年東京都生まれ。2008年1月に東京・吉祥寺に芸術複合施設『Art Center Ongoing』を設立。現在、同施設の代表。文化庁新進芸術家海外研修制度にてウィーンに滞在 (2021〜22)。中央線高円寺駅から国分寺駅周辺を舞台に展開する地域密着型アートプロジェクト『TERATOTERA』ディレクター (2009〜20)、『レター/アート/プロジェクト「とどく」』ディレクター (2020〜22)、『茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト』キュレーター (2019)、社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクト『UENOYES (ウエノイエス) ARTS TIME PROJECT』ディレクター (2018) など多くのプロジェクトを手がける。
新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで実施いたしますが、感染状況によっては、プログラムの中止・変更をさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
主 催:NPO法人 BEPPU PROJECT
助 成:令和4年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
協 賛: