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【3月25日(土)】予約受付中! [ALTERNATIVE-STATE #1] マイケル・リン × 島袋道浩 トークイベント

BEPPU PROJECT | 2023.3.9

混浴温泉世界実行委員会 (大分県別府市) は、半年ごとに1組のアーティストを別府市に招聘し、4年間で8つの作品を制作する『ALTERNATIVE-STATE』(読み:オルタナティブ・ステート) を2022年10月に開始しました。

2作品目は3月16日に公開する、マイケル・リンによる『温泉花束 (Onsenbouquet)』です。

 

リンによる別府での14年ぶりの新作完成を記念して、トークイベントを開催します。
ホストには、リンと長年にわたる交流があり大分県とも縁の深いアーティスト、島袋道浩を迎えます。両者の「生活や日常のなかに作品のテーマやモチーフを見出す」という共通点や美術館の枠を超えた活動のあり方を切り口に、今回の新作や近年の活動について対話します。

 

 

■イベント概要

登壇:マイケル・リン ([ALTERNATIVE-STATE #1] 招聘アーティスト)、島袋道浩 (アーティスト)

日時:2023年3月25日(土) 13:30~15:00 (13:00 開場)

会場:ブルーバード会館3階フレックスホール (別府市北浜1-2-12)

料金:無料

定員:150名 (要予約、先着順)

予約方法:予約フォームまたは電話でお申し込みください。
     予約フォーム: https://pro.form-mailer.jp/fms/4acbae79279173
     TEL: 0977-22-3560 (混浴温泉世界実行委員会 事務局)

 

 

■登壇者について

マイケル・リン / [ALTERNATIVE-STATE #1] 招聘アーティスト

Photograph by Julia Bahlsen

 

台北とブリュッセルで活動するアーティスト。絵画を、鑑賞するためのオブジェではなく空間として捉え、公共空間を再概念化する巨大な絵画インスタレーションを展開しています。テキスタイルのパターンやデザインを用いた彼の作品は、オークランド・トリエンナーレ (ニュージーランド、2013) やカリフォルニア・パシフィック・トリエンナーレ (アメリカ合衆国、2013)、マニラ現代美術デイン美術館 (フィリピン、2016)、ヴィクトリア国立美術館 (オーストラリア、2017)、台北市立美術館 (台湾、2019)、トロント現代美術館 (カナダ、2020)、フメックス美術館 (メキシコ2020)、最近ではニューヨークのメトロポリタン美術館 (アメリカ合衆国、2022) といった、世界中の主要な美術館や国際的な芸術祭で展示されてきました。公立美術館などの建築物を変容させる彼の型破りな絵画は、空間に対する認識を再考させます。また、来場者を作品の一部としていざなうことによって、その空間は相互作用や出会い、再創造の可能性を持った場所としての意味を持ち始めます。

 

島袋道浩 (しまぶく みちひろ) / アーティスト


1969年神戸市出身。那覇市在住。1990年代初頭より世界中の多くの場所を旅し、その場所やそこに生きる人々の生活や文化、新しいコミュニケーションのあり方に関するインスタレーション作品や彫刻、写真、ビデオ作品、パフォーマンスなどを制作。詩的でユーモアに溢れると同時に社会や人々を啓発する作風は世界的な評価を得ている。
世界各地の美術館やアートセンター、ギャラリーなどで個展を開催すると同時に企画展にも多数参加。代表的なものにヴェニス・ビエンナーレ (2003・2017)、サンパウロ・ビエンナーレ (2006) などがある。
作品はパリのポンピドー・センターやロンドンのテートモダン、モナコの新国立美術館、クンストハーレ・ベルン、香港のM+、国立国際美術館、東京都現代美術館、金沢21世紀美術館などに収蔵されている。大分県内では、別府市のホテル『ガレリア御堂原』や国東半島各所で恒久展示作品が見られる。

 

 

■プロジェクトについて

『ALTERNATIVE-STATE』第2段、マイケル・リンによる『温泉花束 (Onsenbouquet)』についての詳細は、下記をご覧ください。

https://alternative-state.clmrlab.com/topics/20230222_34/?lang=en

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