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別府市制100周年記念事業 プレ事業『シン・別府学講座』

BEPPU PROJECT | 2023.9.20

別府市制100周年記念事業 実行委員会 プレ事業
「シン・別府学講座」開催!!


令和6年 (2024) 、別府市は市制100周年を迎えます!
別府市制100周年を市民総参加で迎えるために、令和5 (2023) 年度はプレ事業を開催します。
このプレ事業の1つとして、 全8回の講座を通して別府の過去を学ぶ『シン・別府学講座』を11月に開催します。本事業は、別府の過去を見つめ直し、未来をともに考えるための、100周年を記念するプログラムです。

みなさまのご参加をお待ちしています!

『シン・別府学講座』~過去を見つめ直す・過去を学ぶ~
市制が施行された頃の別府市は一体どのようなまちだったのでしょうか?    
なぜこの町は、これほどまでに豊富な温泉資源に恵まれているのでしょうか? 障がい者雇用の先進地としても知られるようになった背景には、どのような思いがあったのでしょうか? 別府の独自性や、先人たちの思いとその功績を知り、郷土に対する愛と誇りを深化させることを目的に8つの異なるテーマで講座を開催します。

・対  象:中学生以上の別府市民 ほか
・定  員:各回50名程度 (先着順)
・参加方法:事前予約制(Web予約フォームまたは電話にて受付)
      ご予約はこちらから:予約フォーム

「シン・別府学講座」チラシはこちら:ダウンロード

 

1. 奇跡の町・別府市 温泉は1日にしてならず

※終了しました。みなさまのご参加ありがとうございました。

なぜ別府市にはこんなにたくさん温泉があるの? 場所によって泉質がちがうのはなぜ? 温泉が生まれるメカニズムを知れば、そんな疑問が解消します。また、日本の食文化と地殻変動・火山活動の関連を学ぶ「美食地質学」で、別府温泉と別府大分の食を育んだ地球のダイナミズム (力強さ) を紹介します。

日時:11月3日(金・祝) 15:00〜16:00 
会場:別府市公会堂 (別府市中央公民館)1階 講座室(別府市上田の湯町6番37号)

講師:巽 好幸 (たつみ よしゆき) 

ジオリブ研究所所長・神戸大学名誉教授、マグマ学者

1954年大阪生まれ。「美食地質学」の創始者。近著「『美食地質学』入門–和食と日本列島の素敵な関係」(光文社新書)で「科学ジャーナリスト賞2023」を受賞。NHKスペシャル『列島誕生 ジオ・ジャパン』『情熱大陸』などに出演・監修。2021年にジオリブ研究所設立。最近は地域の魅力づくりや観光誘客プロジェクトに参画することも多い。

 

 

2. 油屋熊八とその仲間

※終了しました。みなさまのご参加ありがとうございました。

思いがけないアイデアと並外れた行動力で「別府観光の父」と呼ばれた男、油屋熊八。彼の大きな功績の側には、いつも仲間の存在がありました。その仲間たちとの奮闘によって、どのようにして別府が魅力的な観光地になっていったのかを面白く学びます。
日時:11月4日(土) 16:00〜17:00 
会場:不老泉 2階 集会室(別府市中央町7番16号)

講師:植松 三十里 (うえまつ みどり) 

歴史時代小説家

1954年生まれ、静岡市出身。東京女子大学史学科卒、婦人画報社編集局、7年間の在米生活、都市デザイン事務所などを経てライターに。2002年『桑港にて』で歴史文学賞を受賞して作家デビュー。2009年『群青 日本海軍の礎を築いた男』で新田次郎文学賞受賞。同年『彫残二人』で中山義秀文学賞受賞。油屋熊八が主人公の『万事オーライ』をはじめ『家康を愛した女たち』『家康の海』『帝国ホテル建築物語』など著書多数。

 

 

3. 「日本のパラリンピックの父」は別府の医師だった

※終了しました。みなさまのご参加ありがとうございました。

まだ障がい者スポーツが人々に知られていなかった1964年、東京パラリンピックを誘致したのは別府の医師、中村 裕氏でした。「日本のパラリンピックの父」と呼ばれ、日本初の本格的な障がい者雇用施設『太陽の家』を設立した中村氏の波乱万丈の生涯と、障がい者との共生社会の実現に向けた熱い想いをお伝えします。
講座後は、太陽の家ミュージアム鑑賞や車椅子体験もあります。
日時:11月5日(日) 10:30〜11:30
会場:太陽の家 あせびホール(別府市大字内竈1393番2)

講師:鈴木 款 (すずき まこと)

フジテレビ解説委員

1961年北海道函館市生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、農林中央金庫を経てフジテレビに入社。NY支局長、経済部長を歴任し現在解説委員。著書に『日本のパラリンピックを創った男 中村裕』『日経電子版の読みかた』『小泉進次郎 日本の未来をつくる言葉』、共著『世界標準の英語の学び方』他。“学びを学ぶ”一般社団法人 LeaLと“まぜこぜ社会を目指す”一般社団法人 Get in Touch理事。映倫の次世代映画推薦委員、はこだて観光大使なども務める。趣味はマラソン。サハラ砂漠マラソン (250km) 走破。落語、サックス、空手に挑戦中。2020年早稲田大学大学院修了。

 

 

4. どうした、そしてどうなる別府!! ~戦後の発展~

戦災を免れた別府市は、その町並みをどのように活かし活かされて、今に受け継がれているのでしょうか? また、古い建物を利活用するとともに、およそ100年前に全国に先駆けて都市計画もなされていたという別府駅周辺の優位性も探ります。別府の戦後の発展とこれからを、市制100年を機に考えてみましょう。
日時:11月19日(日) 10:30〜11:30
会場:別府市役所 1階 レセプションホール(別府市上野口町1番15号)

講師:中山昭則 (なかやま あきのり) 

別府大学 国際経営学部教授

1959年長野県生まれ。12歳までこの地で暮らす。その後、千葉県に転居し、2000年3月まで千葉県内で暮らす。2000年4月別府大学文学部専任講師として別府市へ。現在は別府大学国際経営学部教授。千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了、博士 (学術)。

 

 

 

 

5. 世界の人を魅了する町・別府 多様性がつなげる未来

航路が開かれ全国とつながった別府。現在は外国人留学生も多く居住し、国際的な観光都市に発展しました。留学生たちは別府を「第2の故郷」と呼び、卒業後もたびたびこの地を訪れます。多種多様な人たちを受け入れてきた、寛容なこの町の現在、そして未来について「多様性」を軸に語ります。
日時:11月19日(日) 14:00〜15:00
会場:別府市役所 1階 レセプションホール(別府市上野口町1番15号)

講師:米山 裕 (よねやま ひろし)

立命館アジア太平洋大学 次期学長

1959年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業後、筑波大学にて文学修士(史学)取得。1991年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院歴史学研究科退学。東京大学教養学部助手、東洋女子短期大学助教授、立命館大学文学部教授等を経て、2020年より立命館アジア太平洋大学 副学長。専門はアメリカ史・日系移民史。 

 

 

6. 市民の暮らし

町の歴史は人々の記憶によって編まれたものといえます。別府の歴史は、市民のどのような記憶によって紡がれてきたのでしょうか。市井の人々の暮らしと町並みの変化を、多くの写真とともに紹介します。参加者のみなさまも紹介したい写真を当日ぜひお持ちください。
日時:11月22日(水) 19:00〜20:00
会場:サザンクロス 4階 講座室(別府市千代町1番8号)

講師:藤田洋三 (ふじた ようぞう)

写真家

1950年大分県生まれ。幼い頃より職人仕事に興味を持ち、1976年より大分を拠点に全国の鏝絵 (こてえ)、土壁、石灰窯、藁塚 (わらづか)、石積みなどの撮影と取材を続けている。

 

 

 

 

7. 別府と竹工芸

竹の種類は非常に多く、世界に1,250種類が存在し、日本にはそのうちの約670種類が分布しています。大分県は、日本の三大竹の1つである「マダケ」の産地。そして、別府市には日本で唯一の竹工芸の専門訓練校があります。日本中で農具として使われていた竹細工がなぜ別府では工芸として発展し、重宝されてきたのか、歴史とともに紹介します。講座後は、展示室を鑑賞いただけます。※この講座は40名の定員です
日時:11月25日(土) 10:00〜11:00
会場:別府市竹細工伝統産業会館(別府市東荘園8丁目3組)

講師:岩尾一郎 (いわお いちろう) 

別府竹製品協同組合 理事長

1955年別府市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、大分県立竹工芸訓練センター竹工芸科を経て家業の (有) 岩尾竹籠へ。2000年に伝統工芸士に認定される。日本国内での展覧会はもちろん、フランス・パリやアメリカ・サンタフェなど海外の展覧会に出展し、多くの賞を受賞。

 

 

8. アートの町、別府

近年、別府はアートの町としても知られるようになりました。その大きな特徴の1つとして、著名な芸術家のみならず、市民参加が進んでいることが挙げられます。その活動にはどのような価値があるのでしょうか。全国の事例との比較も交えて、わかりやすく解説します。
日時:11月25日(土) 16:00〜17:00
会場:不老泉 2階 集会室(別府市中央町7番16号)

講師:三浦宏樹 (みうら ひろき) 

(公財) 大分県芸術文化スポーツ振興財団 アドバイザー

東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行 (現・日本政策投資銀行) 入行。札幌、高松の支店で地域経済の調査を担当するとともに、経済企画庁、日本経済研究所への出向を通して調査スキルを研鑚。2010年より同行大分事務所長を務めた後、大分県芸術文化スポーツ振興財団アドバイザー、大分経済同友会調査部長として、文化芸術プロジェクトの事業評価などに携わる。

 

 

 

 

その他、さまざまな別府市制100周年記念事業が実施されます。

下記、別府市制100周年記念事業のWebサイトはこちら:

https://100th-beppu.com/

 

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主催:別府市制100周年記念事業実行委員会

内容に関するお問い合わせ:NPO法人 BEPPU PROJECT

0977-22-3560

Email:info@beppuproject.com 

営業時間:月~金 9:00~18:00 ※祝日を除く

本事業は、NPO法人 BEPPU PROJECTが主催者より委託を受けて企画・運営しております。

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