『TOKIWA ファンタジア 2020』山口県宇部市 ときわ遊園地にて開催
2020年11月29日(日)~ 2021年1月31日(日)
クワクボリョウタ、髙橋匡太、plaplax、三谷 正、ミラーボーラー
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2020年11月29日(日)~2021年1月31日(日)、山口県宇部市のときわ遊園地にて、メディアアートで遊園地を彩る「TOKIWA ファンタジア 2020」が開催されます。
ダイナミックな仕掛けのプロジェクションマッピング、美しく光輝くイルミーネーション、プログラミングを駆使したインタラクティブな作品など、光と音のアートが夜の遊園地を彩ります。
参加するメディアアーティストは世界的に活躍する5作家による6作品をお楽しみいただけます。作家は、クワクボリョウタ、髙橋匡太、plaplax、三谷 正、ミラーボーラー。
キュレーションはBEPPU PROJECTの山出淳也が担当します。
『TOKIWAファンタジア』は、昨年まで、毎年、市民参加によるイルミネーションイベントとして親しまれてきました。今年は、アーティストが参加し、夜の遊園地がメディアアートの美術館へと生まれ変わります。
開催概要
【イベント名称】TOKIWA ファンタジア 2020(カタカナ表記:トキワ ファンタジア 2020)
【会 期】2020年11月29日(日)~2021年1月31日(日)18:00~21:30(17:30開場)※12/31(木)・1/1(金)は休園
【会場】ときわ遊園地(山口県宇部市則貞3-4-1)
【アーティスト】クワクボリョウタ、髙橋匡太、plaplax、三谷 正、ミラーボーラー
【入場料金】前売 500円/当日 1,000 円 ※高校生以下無料 ※前売券販売期間 2020年11月28日(土)まで
【特設サイト】https://www.tokiwapark.jp/event/tokiwa2020_1.html
【主催】宇部市 / TOKIWA ファンタジア推進協議会
【キュレーション】山出淳也(BEPPU PROJECT)
【企画制作】BEPPU PROJECT
<作品概要>
01 クワクボリョウタ『残像』
江戸時代の大発明、“南蛮車” が光の軌跡でよみがえる!
撮影:木奥恵三 ※画像は過去の作品イメージです
作品タイトル:『残像』
江戸時代に炭都・宇部で発明された『南蛮車』。穴の中から重たいものを引きあげる重労働を支えた『南蛮車』の動きを、たくさんの光のつぶで再現します。
Rémi Brun 氏の技法提供による/制作サポート:中路景暁、山元史朗、パーフェクトロン/キャプチャ & プログラミング:Scott Allen/協力:日進精機株式会社
アーティスト:クワクボリョウタ/Ryota Kuwakubo
デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる事象をクローズアップする。その代表作に『ビデオバルブ』『PLX』『ニコダマ』などがある。『10 番目の感傷(点・線・面)』(2010 年)以降は、光と影を使ったインスタレーションのシリーズ『LOST』など、観る人自身の記憶に働きかけ内面で体験を紡ぎ出すような作品に着手している。アートユニット、パーフェクトロンとしても活動。『デザインあ展』(2018 年/富山県美術館、日本科学未来館)の展示構成などを手がける。 2011 年芸術選奨新人賞(メディア芸術)受賞、2011 年ドクメンタフィルム&ヴィデオ・フェスティバル入選。
02 髙橋匡太『たてもののおしばい 観覧車と呪われた城』『カオハメ・ザ・ワールド in ときわ遊園地』
建物と乗り物がしゃべりはじめる、夜の遊園地のひみつをのぞいてみよう!
※画像は作品イメージです
作品タイトル:『たてもののおしばい 観覧車と呪われた城』『カオハメ・ザ・ワールド in ときわ遊園地』
建物や乗り物は、一体どんなおしゃべりをしているのでしょう。もしもあなたも乗り物になれたなら、どんな景色が見えるのでしょう。『くるくるぞうさん』前に設置された顔ハメパネルから顔を出すと、気球にあなたの顔が映し出されます。
アーティスト:髙橋匡太/Kyota Takahashi
光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動する。京都市京セラ美術館、東京駅、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。『夢のたね』『ひかりの実』『ひかりの花畑』など、多くの人とともに作る大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がける。グッドデザインアワード2005 (環境デザイン部門)、2008 年京都府文化賞奨励賞、2010 年京都市芸術新人賞、DSA 日本空間デザイン賞2015 優秀賞、照明デザイン賞2018 審査員特別賞、第28 回AACA 賞優秀賞・30 周年記念美術工芸賞などを受賞。
03 plaplax『The Great EscApe』
動物園のサルたちが夜の遊園地にくりだした!今夜は大さわぎ!!
※画像は作品イメージです
作品タイトル:『The Great EscApe』
動物園からサルたちが大脱走! 走りまわったり枝から枝へと飛びうつったり、学習施設ゾーンのあちこちで大あばれしています。サーチライトが照らしだすサルたちのシルエットを、いくつ見つけることができるかな?
アーティスト:plaplax/プラプラックスインタラクティブ作品をベースに、空間、映像、プロダクトなど、領域を横断しながら活動する。物語を掘り下げ、さまざまなメディアを用いることで、新しい発見、創造的な学びや、ワクワクするような体験の創造に取り組む。展覧会での発表のほか、公共空間/商業スペースやイベントでの空間演出や装置/コンテンツ制作、プロダクトデザイン、大学や企業との共同技術開発など、異分野とコラボレーションし、活動の幅を広げている。
Ars Electronica(オーストリア)、SIGGRAPH(アメリカ)、ポンピドゥー・センター(フランス)、文化庁メディア芸術祭(日本)など、国内外で作品を発表。NHK (E テレ)『デザインあ』の番組制作にも携わる。
04 三谷 正『UbeCube1.0』
光と音に包まれる、幻想的な体験
※画像は過去の作品イメージです
作品タイトル:『UbeCube1.0』
キューブ状の構築物を中心に、芝生広場全体に美しい映像が次々と映し出されます。映像の中には、宇部市ならではのモチーフもたくさん。まるで万華鏡の中にいるような、光と音に包まれる幻想的な時間をゆっくりお過ごしください。
アーティスト:三谷 正/Tadashi Mitani
3DCG をベースとした映像制作技術をベースに空間、光のシステム開発を精力的におこない、その場所のキャラクターと映像技術を融合させた空間を立ちあげる。京都二条城、高台寺、舞鶴市赤れんが倉庫群、姫路城三の丸広場、福知山城下のマッピングイベントや、ホテル、イベントスペース、パブリックスペースにおける大規模な常設映像システムなども手がける。
05 ミラーボーラー『Close Encounter 369』
ときわ公園に、光輝く巨大なUFO が降りたった!
※画像は作品イメージです
作品タイトル:『Close Encounter 369』
ときわ遊園地のまんなかに、キラキラと輝くUFO が出現!! たくさんのミラーボールでできたUFO が放つ無数の光と色が、あたりを幻想的な空間に変え、観ている人々を宇宙旅行へと連れて行きます。
アーティスト:ミラーボーラー/Mirrorbowler
光と反射の空間作品をミラーボールを使って創り出すアート集団。その作品は無数の光と色彩を放ち、幻想的で独自の宇宙感に溢れた空間で、心に響く新しいヒカリの在り方を探し求める。さまざまな光のイベントやイルミネーション、ロックフェスでの光の演出をはじめ、きゃりーぱみゅぱみゅ、木村カエラ、郷ひろみなどのミュージックビデオの演出など多岐に渡る活動を展開している。