武家屋敷の面影を残す南台「家老丁」の入り口に建つ、杵築藩家老・中根氏の隠居宅。
文久2年 (1862年) に中根家九代家老中根源右衛門が建築したといわれるこの屋敷は、「家老丁」に残る唯一の家老屋敷です。庭園、裏庭まで手入れされており、当時の暮らしぶりを風情たっぷりと感じさせてくれます。きつき城下町資料館が隣接されています。
アーティスト:
オレクトロニカ Olectronica
加藤 亮と児玉順平による美術ユニット。2011年から「制作と生活」をテーマに大分県竹田市を拠点に活動を開始。多種多様に変化する時代の隙間を埋めるため、表現の手法にとらわれず模索を続けている。代表作は『wood figure』『風景への参道』等。2019年には有田町の保育園跡にてアートプロジェクト『オレクトロニカアートセンター』を展開。地域や路上など、より生活に近い場所で表現をおこなう。
勝 正光 Masamitsu Katsu
1981年大阪府生まれ、武蔵野美術大学卒業。鉛筆素描で、まちや人物を絵にする画家。2009年別府市のアート版トキワ荘・清島アパートの立ちあげを機に移住し、地域に根を下ろした活動をおこなう。第1回大分合同新聞広告賞金賞受賞広告の絵画を制作。GEISAI#10銅賞、佐藤可士和賞、電通賞受賞。近年の展覧会に、『大分のアーティストCIAO!“進世代”の胎動』(大分市美術館、2016)、『3331ART FAIR』(3331 Arts Chiyoda、東京都、2019)など。
西松秀祐 Shusuke Nishimatsu
1988年岐阜県生まれ。杵築市在住。2012年名古屋芸術大学洋画コース学部卒業後ドイツに移住し、ブランシュバイグ芸術大学にて学ぶ (同大学修士卒業)。主な展覧会に『対馬アートファンタジア2019』(久田小学校内院分校、対馬、2019)、『みちの解像度』(Maebashi Art Practice、前橋、2019)、『S”k”now』(さっぽろ天神山アートスタジオ、札幌、2018)、『CEEHIILNPSSWAZACH MENSCH』(ブランシュバイグ写真美術館、ブランシュバイグ、ドイツ、2017) 等がある。
※本事業はNPO法人 BEPPU PROJECT が大分県から企画・運営を受託しています。