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KASHIMA BEPPU ARTIST IN RESIDENCE 関連シンポジウム 〜地域にアーティストがいること〜

業概要

別府市は南部・浜脇地区をクリエイターやアーティストの移住促進のモデルエリアとし、その拠点施設としてレンガホール内に別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』を開設しました。今後ここを拠点にクリエイター・アーティストの移住定住を支援すると同時に、芸術文化を資源とした魅力ある地域づくりを目指してさまざまな事業を展開していきます。
もしも地域にたくさんのアーティストが住んでいたら、社会やわたしたちの生活に何をもたらすのでしょうか。アーティスト自身の生活や制作にはどのような変化が起きるのでしょうか。そして、そこで生まれる多様な場や交流は、いったい何を創出するのでしょうか。
本シンポジウムでは国内各地からゲストを迎え、事例紹介と対話を通じてアーティストと地域の関係について考えました。

日 時2023年3月18日(土) 14:00〜17:00
会 場レンガホール2階 多目的ホール
料 金無料
登 壇三富章恵 (NPO法人 アーツセンターあきた 事務局長)、森 純平 (建築家、PARADISE AIR)、小川 希 (Art Center Ongoing 代表)
主 催NPO法人 BEPPU PROJECT
助 成令和4年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業

 

三富章恵 (NPO法人 アーツセンターあきた 事務局長)  

 

1981年静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ (フィリピン) において青少年交流や芸術文化交流、海外における日本語教育の普及事業等に従事。東日本大震災で被災経験をもつ高校生・大学生や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業をおこなう一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年4月より現職。

 

森 純平 (建築家、PARADISE AIR) 

 

1985年生まれ。東京藝術大学建築科大学院修了。東京藝術大学助教などを勤めた後、現職。2013年より千葉県松戸を拠点にアーティスト・イン・レジデンス『PARADISE AIR』を設立。今まで400組以上のアーティストが滞在している。2020年株式会社 interrobang設立。主な活動に『MADLABO』(2011~21)、『遠野オフキャンパス』(2015~)、『八戸市美術館』(西澤徹夫、浅子佳英と共同、2017~)、『たいけん美じゅつ場VIVA』設計/共同ディレクター (2019~)、『有楽町アートアーバニズムYAU』(2021~)、『相談所SNZ』など。

 

小川 希 (Art Center Ongoing 代表)

 

1976年東京都生まれ。2008年1月に東京・吉祥寺に芸術複合施設『Art Center Ongoing』を設立。現在、同施設の代表。文化庁新進芸術家海外研修制度にてウィーンに滞在 (2021〜22)。中央線高円寺駅から国分寺駅周辺を舞台に展開する地域密着型アートプロジェクト『TERATOTERA』ディレクター (2009〜20)、『レター/アート/プロジェクト「とどく」』ディレクター (2020〜22)、『茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト』キュレーター (2019)、社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクト『UENOYES (ウエノイエス) ARTS TIME PROJECT』ディレクター (2018) など多くのプロジェクトを手がける。