
『第4回 AIR NETWORK MEETING 九州大会 〜芸術と移住〜』大分県別府市にて開催決定!!
NPO法人 BEPPU PROJECTでは、AIR NETWORK JAPANとの共催で、「第4回 AIR NETWORK MEETING 九州大会 〜芸術と移住〜」を、2026年3月14日(土)、15日(日) に、大分県別府市内各所にて開催します。
AIR NETWORK JAPANは日本におけるアーティスト・イン・レジデンス(AIR)をテーマとした全国規模のゆるやかなネットワーク型研究会として、2012年に活動をスタート。近年は、『AIR NETWORK MEETING』という全国各地におけるネットワーク会議を中心に取り組んでいます。2024年1月の第1回の東北大会、2024年11月の第2回の北陸大会、そして第3回は2025年5月におおさか・関西万博会場のオランダパビリオンで実施するなど、国内を縦断しながら展開しています。
近年、アーティストに制作環境を提供するAIRは、「移住促進」でも注目されるようになってきました。BEPPU PROJECTは、別府市と協働し、アーティスト・クリエイターの本市への移住定住促進に関する各事業を展開しており、AIRを本取組みにおける中核事業の1つとして位置付け活動しています。
芸術家の「仮住まい」をベースとしたAIRが、生活の拠点を移す「移住」に対しどのような効果を生むのか。またアーティストが地域にいることで、社会やわたしたちの生活に何をもたらすのか。アーティスト自身の生活や制作にはどのような変化が起きるのか。そして、そこで生まれる多様な場や交流は、いったい何を創出するのか。
本大会では、国内各地のAIR実践者を招いてこれらの可能性について議論します。さらに、ネットワーク組織のあり方や運営者向けの研究会なども実施します。
※本会と同時期に、BEPPU PROJECT主催の2つのAIRプログラム『KASHIMA 2025 BEPPU ARTIST IN RESIDENCE』および『transition 2』のオープンスタジオも開催しております
日 時:2026年3月14日(土)、15日(日)
場 所:別府市内各所
料 金:有料
※要予約、先着順
※Peatixよりご予約ください。
Day1:3月14日 (土)
▶ ガイドツアー
戦災を逃れた別府は、古くからある建物や路地が残っています。近年ではまちなかの余白を活用した新しい試みも生まれてきています。まずはそんな別府を体感してもらうため、中心市街地のガイドツアーをおこないます。ツアーでは開催中のオープンスタジオや、同時期開催されている展覧会などもあわせて巡ります。
日 時:2026年3月14日(土) 14:00〜16:30
場 所:中心市街地各所 (徒歩で移動) ※集合場所は別府駅東口を予定
料 金:無料
定 員:25名 ※要予約・先着順
ガイド:家入健生 (BEPPU PROJECT ディレクター)
※対面のみ
▶ 開会・セッション1「KASHIMA シンポジウム ~地域にアーティストがいること 3~」
アーティスト等に創作環境を提供するAIRは、近年、地方での「移住者対策」でも注目されるようになってきています。地域にアーティストがいることで、地域や市民、そしてアーティストにはどのような効果をもたらすのでしょうか。ゲストからの事例紹介とディスカッションを通して考えます。
日 時:2026年3月14日(土) 17:15~19:30
場 所:HAJIMARI LOUNGE (別府市千代町5-1 HAJIMARI Beppu 1階)
料 金:1,000円 (1ドリンク付き)
定 員:40名 ※要予約・先着順
形 式:対面およびオンライン
登 壇:赤井あずみ (HOSPITALEプログラム・ディレクター/鳥取県立美術館 主任学芸員)、
小川 希 (Art Center Ongoing 代表/Art Center NEW 代表)、
青田真也 (アーティスト、Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]、 アッセンブリッ ジ・ナゴヤ共同ディレクター)
吉田有里 (アッセンブリッジ・ナゴヤ共同ディレクター/名古屋芸術大学准教授)
進 行:三塩佑子 (株式会社Hub Tokyo 代表取締役)
※19:45より交流会(料金:3,500円)も予定しております。ご参加される方はPeatixでのセッションご予約時にお知らせください。
Day2:3月15日 (日)
▶ セッション2「九州におけるAIRとネットワーク」
昨年、有志により九州で実施されているAIRの一覧がまとめられ公開されました。現在九州で実施されているAIRの事例を通して、ネットワークのあり方を探ります。
日 時:2026年3月15日(日) 10:00~12:00
場 所:レンガホール2階 多目的ホール (別府市末広町1番3号)
料 金:1,000円
定 員:40名 ※要予約・先着順
形 式:対面およびオンライン
登 壇:宮本初音 (ART BASE 88 代表/インディペンデントキュレーター/アートコーディネーター)、
楠本智郎 (つなぎ美術館 主幹・学芸員)、
阿部浩之 (アーティスト/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)、
家入健生 (BEPPU PROJECT ディレクター)
進 行:日沼禎子 (AIR NETWORK JAPAN事務局長/女子美術大学教授)
▶ セッション3「グループディスカッション」
AIRの現場で経験したさまざまな相談ごとなどを、いくつかのグループに分かれて話し合う研究会です。
日 時:2026年3月15日(日) 13:30~15:00
場 所:レンガホール2階 多目的ホール (別府市末広町1番3号)
料 金:1,000円
定 員:40名 ※要予約・先着順
形 式:対面およびオンライン
進 行:菅野幸子 (AIR Labアーツ・プランナー/リサーチャー)、三塩佑子
▶ セッション4「新生 AIR NETWORK JAPAN 総会」
プログラムの数が増加しつつある国内のAIRシーン。現状把握やロビーイング、一団体だけでは解決できないさまざまな相談事も含め、ますますネットワーク組織の重要性が増してきています。今を見つめ直し、今後、継続可能なAIR NETWORK組織の在り方をディスカッションします。団体経営や在り方、組織の在り方、今後必要な研究などについて話し合います。
日 時:2026年3月15日(日) 15:15~16:15
場 所:レンガホール2階 多目的ホール (別府市末広町1番3号)
料 金:1,000円
定 員:40名 ※要予約・先着順
形 式:対面およびオンライン
進 行:柴田 尚、日沼禎子
▶︎ お申し込み
下記リンク先の、Peatixのwebサイトよりご予約ください。
セッション1登壇者

赤井あずみ (HOSPITALEプログラム・ディレクター/鳥取県立美術館 主任学芸員)
鳥取県立博物館 (2002~08)、トーキョーワンダーサイト (2008~10)、『あいちトリエンナーレ 2010』を経て、2012年鳥取市街地の廃病院にて展覧会『HOSPITALE』を企画、以来アーティスト・イン・レジデンス・プログラムを柱とするプロジェクトとして活動を続ける。2013年には旧旅館に『ことめや』をオープンし、人の営みにまつわる様々な企画を実施している。現在、鳥取県立美術館主任学芸員。

小川 希 (Art Center Ongoing 代表/Art Center NEW 代表)
1976年東京都生まれ。2008年1月に東京・吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを設立。2025年6月、横浜にArt Center NEWを設立。TERATOTERA (2009〜2020)、レター/アート/プロジェクト「とどく」ディレクター (2020〜2022) など多くのプロジェクトを手掛ける。2016年には国際交流基金のフェローシップにて東南アジアのオルタナティブスペースのリサーチ、2021年には文化庁新進芸術家海外研修制度にてウィーンに1年間滞在。令和6年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

青田真也 (アーティスト、Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]、アッセンブリッジ・ナゴヤ共同ディレクター)
身近な既製品や大量生産品、空間の表面やカタチをヤスリで削り落とし、見慣れた表層や情報を奪い去ることで、それらの本質や価値を問い直す作品を制作している。主な展示に、2014年『MOTアニュアル2014』(東京都現代美術館)、2018年『青田真也|よりそうかたち』(Breaker Project)、2019年『アイチアートクロニクル1919-2019』(愛知県美術館) など。また名古屋港エリアのアートプログラムの共同ディレクターも務める。

吉田有里 (アッセンブリッジ・ナゴヤ共同ディレクター/名古屋芸術大学准教授)
2004~2008年 BankART1929スタッフ。2009~2013年あいちトリエンナーレでまちなか会場を担当。2015年より名古屋港エリアでまちづくりとアートのプログラム『MAT, Nagoya』の企画・運営、アッセンブリッジ・ナゴヤでは、フェスティバルやアーティスト・イン・レジデンスなどの企画を行っている。
進行:

三塩佑子 (株式会社Hub Tokyo 代表取締役)
18歳で単身欧州へ渡り多文化環境での実践を積む。株式会社Hub Tokyoの新任代表として、サステナビリティ領域の起業家支援、サーキュラーエコノミー関連プログラムの運営、飲食・アート領域の事業に携わる。不動産、起業家支援、アートの各事業を通じて、場を超えたエコシステムのHUB構築を目指す。
セッション2登壇者

宮本初音 (ART BASE 88 代表/インディペンデントキュレーター/アートコーディネーター)
福岡市を拠点に1980年代から街なかでのアートプロジェクトやアートマップ制作、国内外アーティスト交流事業などを企画運営。携わったプロジェクトに「ミュージアム・シティ・天神」、「別府現代芸術フェスティバル2009」、(公財)福岡市文化芸術振興財団ギャラリーアートリエ、釜山との交流事業「WATAGATA ArtsNetwork」など。2022~2024年度 福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンス主任コーディネーター。

楠本智郎 (つなぎ美術館 主幹・学芸員)
鹿児島大学大学院人文科学研究科修士課程修了(文化人類学/日本民俗学)。国内外の文化・教育施設などでの勤務を経て2001年から現職。各種展覧会の企画・開催に携わるほか、社会教育事業としての「住民参画型アートプロジェクト」や、作品収蔵と個展開催を前提とした「アーティスト・イン・レジデンスつなぎ」を考案し実施している。水俣病の被害地域にて、地方におけるアートと公立美術館の可能性を探究中。

阿部浩之 (アーティスト/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)
武蔵野美術大学大学院修了。地域にかつて生きた人や現在に伝えられる物を現在から読み解きなおし、その物と言葉との関係を再び立ち上げることを目指す。近年では、今を生きる人と過去に生きた人とをつなぐリンクを探りながら、言葉と物が交わる領域に注目して作品を制作している。また、2020年より佐賀に拠点を作りながら、土地と造形との関係をふまえた実践を行っている。2023年より、SAGA ART WEEK ディレクター。

家入健生 (BEPPU PROJECT ディレクター)
大学在学中よりBEPPU PROJECTにて、国際芸術祭『混浴温泉世界』やAIR事業の運営などに携わる。2013年より市立美術館『アーツ前橋』の学芸員として地域と協働したプロジェクトを担当。2018年より現職。担当した展覧会に「梅田哲也 イン 別府『O滞』」(2020)など。またAIR事業やアーティストの移住定住促進に関する各種事業なども担当。
進行:

日沼禎子 (AIR NETWORK JAPAN事務局長/女子美術大学教授)
美術雑誌編集者を経て、1999年より国際芸術センター青森 (ACAC) の設立準備室・学芸員を2011年まで務め、AIR (アーティスト・イン・レジデンス) を中心とした多数のアートプロジェクトや展覧会を企画・運営。陸前高田市AIRプログラムディレクター、さいたまトリエンナーレ2016プロジェクトディレクター、宇部市ときわミュージアムのアートディレクターなどを歴任。多岐にわたる地域でアーティスト支援と芸術文化振興に携わっている。
※photo by Atsushi Yoshihama
セッション3登壇者

菅野幸子 (AIR Labアーツ・プランナー/リサーチャー)
ブリティッシュ・カウンシル東京、国際交流基金を経て現職。博士 (文学)。専門領域はアーティスト・イン・レジデンス、英国の文化政策、国際文化交流。宮城県地域文化コーディネーター及びハマカルアートプロジェクト (福島県) プログラム・ディレクターも務める。共同編集として、『アーティスト・イン・レジデンス:まち・人・アートをつなぐポテンシャル』(菅野幸子・日沼禎子編、美学出版、2023年) などがある。
セッション4登壇者

柴田 尚 (AIR NETWORK JAPAN会長/NPO法人 S-AIR代表)
NPO法人S-AIRにおいて、札幌を拠点に現在までの27年間に37カ国107組以上の滞在制作・調査に関わる。2014年度より、北海道教育大学岩見沢校教授 (アートプロジェクト研究室) となる。2013年より、日本各地のAIR組織のネットワーク『AIR NETWORK JAPAN』の活動にも取り組む。代表を務めるNPO法人S-AIRは、2008年、国際交流基金地球市民賞受賞。2016年、北海道文化奨励賞受賞。
AIR NETWORK JAPAN とは
2012年、全国のAIRに携わるアーティスト、運営者、研究者、学生等によるゆるやかなネットワーク活動体として発足。現在、不定期の研究会やフォーラムの開催、webサイト・SNSでの情報発信、メールニュース配信などを行なっています。2023年に発行された『アーティスト・イン・レジデンス まち・人・アートをつなぐポテンシャル』(文化事業) は、日本で初めて出版されたAIRの概論となる書籍で、本ネットワークのメンバーが多く執筆に関わりました。近年は、『AIR NETWORK MEETING』という国内におけるネットワーク会議を中心に取り組んでいます。2024年1月の第1回 東北大会、2024年11月の第2回 北陸大会、そして第3回は2025年5月におおさか・関西万博会場のオランダパビリオンで実施するなど、国内を縦断しながら展開しています。
主 催:NPO法人 BEPPU PROJECT、AIR NETWORK JAPAN
協 力:NPO法人 S-AIR、女子美術大学、ハジマリアーキテクツ株式会社、株式会社 Hub Tokyo ほか
助 成:令和7年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス型地域協働支援事業、小笠原敏晶記念財団交流助成
本件に関するお問い合わせ
NPO法人 BEPPU PROJECT (担当:家入、安藤、泊)
0977-22-3560
anmkyushu@gmail.com

