HOME > BLOG > STAFF BLOG

blog

  • STAFF BLOG
  • SELECT BEPPU BLOG

STAFF BLOG

ベップユケムリ大学 BEPPU PROJECT学部[大分の建築家×BEPPU PROJECT 第三回]を開催しました。

本日11月26日(土)、ベップユケムリ大学 BEPPU PROJECT学部 [大分の建築家×BEPPU PROJECT 第三回]を開催しました。
講師にはBEPPU PROJECTオフィスのリノベーションを行い、先日行われた九州建築家バトル2011でも見事チャンピオンに輝いた、DABURA共同主宰の光浦高史氏にお越し頂きました。

IMG_7440.jpeg

トークではまず光浦氏の「再生」についてお伺いし、BEPPU PROJECTオフィスリノベーション時のお話を伺いました。

同心円状のオフィスなど、多数の案から検討・修正を重ねて現在の形に至ったそうです。床材には破風板を利用しています。通常は屋根などに使用される材料のため、表面も削れやすいのですが、BEPPU PROJECTが活動していた痕跡が残るというのはおもしろいのではないかと話されました。

リノベーション以前の事務所は壁に縦長の窓が規則的に並んでいました。そこに棚を取り付けることで、窓から入った光を広範囲に反射する効果を出したそうです。

光浦氏自身のこれまでの活動に関しては、「地域の固有性の再生」「自然や場所との関係性の再生」など4つの「再生」をテーマに、佐伯市蒲江町での廃校を利用した収蔵展示施設や湯布院でのゲストハウスでの事例を紹介して頂きました。

影響を受けた建築家については学生時代の恩師である石山修武氏を挙げられました。光浦氏は石山氏とのエピソードや石山氏の現代の特徴を見切る力などについて話し、今地方で活動する中で石山氏の言葉を再び考えることがあるとのことです。

また、予算が無限にあったら何を作りたいかという質問に対しては、心のあり方や自然に対する気持ちがあらわれる宗教施設
手がけてみたいと話しました。

最後に光浦氏の案内でオフィスを見学し、講義を終了しました。
明日は「大分の建築家×BEPPU PROJECT 第四回」です。最終回にはplatform06のリノベーションを手がけた土田眞市氏にお話を伺います。是非、ご参加ください。

IMG_7438.jpeg
IMG_7428.jpeg



コメント(0)

コメントをどうぞ