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「別府04.11-06.14.09」

みなさん、今年の連休はいかがお過ごしでしょうか?
今では別府に訪れた方に必ずご紹介させていただく、マイケル・リン氏の別府国際観光港の壁画作品も、今年で2度目の春を迎えました。
この連休も、朝晩たくさんの人々がこの作品の前を通り過ぎていきます。
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この艶やかな花々が旅人を出迎える光景も、今では日常の一部としてすっかり見慣れてしまいましたが、かつてここにあったのは空きテナントでした。

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2009年1月の様子

「混浴温泉世界」の招聘作家マイケル・リン氏による制作プランを受け、全国各地から沢山のボランティアの方々が集まりました。
彼女たちのがんばりがなければ完成してません。ありがとう!

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3月12日 ボランティア説明会


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3月17日 下絵転写完成!


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3月19日 塗り始めました


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3月21日 オープンまで20日。間に合うか?


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3月27日 最後の仕上げ

この作品のタイトルは「別府04.11-06.14.09」です。 これは作品の展示期間(「混浴温泉世界」の開催期間)を示しています。つまり、この作品は2009年の6月14日まで展示し、その後壁は白く塗るか、撤去するという前提で制作されたものでした。
しかし、会期が進むにつれ、多くの人が関わり、それぞれの思いがつまったこの作品を別府市の財産としてぜひとも残したいと願う気持ちが強くなってきました。会期終了後、マイケルにその思いを伝えたところ、彼は快く了承してくれました。
今もこうして、この場所でマイケルの作品が別府の玄関口を彩っていてくれるのは、こうした経緯があってのことなのです。

その後、マイケルはバンクーバーで大きな展覧会を開催したのですが、そのときに作られた彼の代表作を多数収めたカタログ。表紙はなんと、この国際観光港の作品「別府04.11-06.14.09」です。うれしい!


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連休中に別府を訪れる機会のある方は、是非この壁画作品を鑑賞しに別府国際観光港まで足をお運びください。
また、その際はこの壁画と対をなす作品、platform04の2階で公開しているふすま絵の作品も併せてご鑑賞ください。


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2009年4月11日 「混浴温泉世界」オープニングシンポジウムで語るマイケル・リン氏 



山出淳也

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